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講義名 MDASHリテラシーⅠ①
(副題)
開講責任部署 金沢星稜大学
講義開講時期 第1クォーター 講義区分 オンデマンド型授業
基準単位数 1 時間 16.00
代表曜日 代表時限
校地 本校地
学部 共通
配当年次 1年次
講義日 オンデマンド
単位数 1単位

担当教員
職種氏名所属
非常勤講師◎ 河合 一彦金沢星稜大学
専任教員佐々木 康成金沢星稜大学教養教育部
専任教員二口 聡金沢星稜大学教養教育部
専任教員山本 輝太郎金沢星稜大学総合情報センター

授業意図 この授業は現代社会を取り巻く様々な問題を数理科学の知識を使って解き明かし、解決していくための手法や考え方を身につけることを目標としています。身の回りの小さな問題から社会問題までを解析し、適切に扱うために必要となるAI(Artificial Intelligence)の活用手法や、それを支える周辺技術についても学んでいきましょう。
この授業で扱う内容は、文科省による「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」で扱う基本分野に基づいています(通称MDASH (Mathematics, Data science, and AI Smart Higher Education))。MDASHで扱う内容は、これからの世界を生きるみなさんに文系理系といった枠を超えて求められるスキルの一つです。実際に利用されている各種の情報ツールなどを活用しながらスキルを習得していきましょう。

<MDASH-L認定>
本授業およびMDASHⅡをともに単位取得した場合、MDASHリテラシーレベルの認定として認定証が与えられます。
科目の具体目標 この授業では大きく分けて以下の4つを具体的な目標としています。
・AIの概念や開発の歴史、社会への広がりについて理解できる
・AI・データサイエンスの必要性を説明できる
・社会で活用されているAI・データの事例を例示できる
・AI・データを扱う上での留意事項を説明できる
履修条件 ・この授業とペアになる【MDASHリテラシーⅡ】を履修登録してください。
・コンピューターまたはタブレットなど動画視聴・デジタル教材を閲覧するための機材を準備してください。特に、dotCampusの操作、学生用Microsoft 365の利用ができるようにしておいてください。
授業計画表
担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
ガイダンス、AI・データサイエンスとは?・本授業のガイダンス
・AI・データサイエンスとは何か?
キーワード:「ビッグデータ」「IoT」「AI」
オンデマンド型授業
第2回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
社会で起きている変化・デジタル技術の発展
・社会の大きな変化
キーワード:「DX」「Society5.0」「Industrie4.0」
・デジタルビジネスの創造
オンデマンド型授業
第3回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
社会で活用されているデータ・さまざまなデータ
・データの分類や構造
・利用可能なデータ
キーワード:「調査データ/実験データ」「一次データ/二次データ」「オープンデータ」
オンデマンド型授業
第4回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
データ・AIの活用領域・AIとはなにか?
・AI開発の歴史
・各分野におけるAI活用
キーワード:「データ・AI活用領域の広がり(生産、消費、文化活動など)
」「判断支援」
オンデマンド型授業
第5回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
データ・AI利活用のための技術・AIの学習のしくみと方法
・AIの課題や限界
・人間社会とAI
キーワード:「特化型AI/汎用AI」「今のAIの得手不得手」「予測」「グルーピング」「パターン発見」
オンデマンド型授業
第6回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
データ・AI利活用の動向・実社会におけるデータ・AIがどのように利活用
・利活用によって生まれるビジネス領域
キーワード:「AIを活用したビジネスモデル(シェアリングエコノミーなど)」「AI最新技術の活用例」
オンデマンド型授業
第7回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
データ・AIを扱う上での留意事項/データを守る上での留意事項・データ・AIを扱う上での留意事項として
・データを守る上での留意事項として
キーワード:「ELSI」「忘れられる権利」「オプトイン/オプトアウト」「情報セキュリティ(機密性、完全性、可用性)」「サイバー攻撃」
オンデマンド型授業
第8回二口 聡
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
まとめ・全体の振り返り
・星稜におけるデータ活用事例を考える
オンデマンド型授業
成績評価1(方法・割合・留意事項) 授業内の教材学習状況と課題達成状況(70%)
成績評価2(方法・割合・留意事項) グループフォーラム内の発言やピアレビューへの参加度(30%)
成績評価のフィードバック オンデマンド教材内の課題は自動採点され提出状況が確認できます。
レポート課題などについては適宜内容をフィードバックします。
留意事項 本授業はdotCampusをメインとし、情報演習室のコンピューターやe生活文具(iPad)などを利用した演習課題を行います。
教科書・参考書 使用しません。

授業資料は基本的にdotCampus上で適宜公開します。
担当教員によって、各種データ分析用のソフトウェアを使用する場合があります。
事前事後学修の内容 dotCampusに公開された資料を視聴しながら、次回までの宿題として提示されるふりかえり課題を行なってください。
アクティブ・ラーニングの要素 学習の進行に合わせてオンラインディスカッション(フォーラム)やピアレビューを行います。
個人で取った授業メモや個人ワークを他の受講生の意見と比較して理解度を深めてください。
科目ナンバリング AL411D11
メールアドレス kazu.kawai123@gmail.com