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講義名 数理・データサイエンス・AIリテラシー①(これからの社会で生きるAI知識とデータ分析力)
(副題) 数理・データサイエンス・AIリテラシー
開講責任部署 金沢星稜大学
講義開講時期 前期 講義区分 オンデマンド型授業
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 代表時限
校地 本校地
学部 共通
配当年次 1年次
講義日 オンデマンド
単位数 2単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 二口 聡金沢星稜大学教養教育部
専任教員佐々木 康成金沢星稜大学教養教育部
専任教員山本 輝太郎金沢星稜大学総合情報センター

授業意図 この授業は現代社会を取り巻く様々な問題を数理科学の知識を使って解き明かし、解決していくための手法や考え方を身につけることを目標としています。身の回りの小さな問題から社会問題まで、その背後にあるデータを捉えて科学的・論理的に解析することで今まで見えなかったことを捉える力を身につけましょう。同時にこれらのデータを素早く扱うために必要となるAI(Artificial Intelligence)の活用手法や、それを支える周辺技術についても学んでいきましょう。
この授業で扱う内容はMDASH (Mathematics, Data science, and AI Smart Higher Education)のリテラシーレベルで扱う基本分野を網羅しています。MDASHはこれからの世界を生きるみなさんに文系理系といった枠を超えて求められるスキルの一つです。実際に利用されている各種の情報ツールなどを活用しながらスキルを習得していきましょう。

【MDASH-L認定】
本授業の単位取得者には、MDASHリテラシーレベルの認定として認定証が与えられます。認定証の発行は2023年の予定です。
科目の具体目標 この授業では大きく分けて以下の4つを具体的な目標としています。
・AI・データサイエンスの必要性を説明できる
・社会で活用されているデータ・AI活用の事例を例示できる
・どのような思考方法でデータを扱うか説明できる
・データ・AIを扱う上での留意事項を説明できる
履修条件 コンピューターまたはタブレットなど動画視聴・デジタル教材を閲覧するための機材を準備してください。特に、dotCampusの操作、学生用Office365の利用ができるようにしておいてください。
受講前に対面形式で受講ガイダンスを実施しますので必ず参加してください。
授業計画表
担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ1】
データサイエンスとは
・授業のガイダンス
・データサイエンスとは
・データサイエンスが重要視される背景
・データ活用を支援するデジタル技術のキーワード
オンデマンド型授業
第2回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ2】
社会で起きている変化
・日本企業の国際競争力低下
・市場の大きな変化
・デジタル技術の発展
・デジタル社会の提言
オンデマンド型授業
第3回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ2】
社会で活用されているデータ
・社会で活用されているデータの実例
・データの分類
・データのオープン化
オンデマンド型授業
第4回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ3】
データ・AIの活用領域
・AIの定義
・AIの歴史
・業種別のAI活用領域
・人間に近づくAI
オンデマンド型授業
第5回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ3】
データ・AI利活用のための技術
・データ認識技術
・AI技術
・AIの課題、AIの難問
・AIが社会にもたらす影響
オンデマンド型授業
第6回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ3】
データ活用とは
・データの定義
・データ活用のモデル
・データ分析のアプローチ
・データ分析においてより大きな価値を生む領域
オンデマンド型授業
第7回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ4】
データ・AI利活用の現場
・製造業のデータ・AI活用
・小売業のデータ・AI活用
・サービス業のデータ・AI活用
・公共・インフラ業のデータ・AI活用
・データ・AI活用による新しいビジネス領域
オンデマンド型授業
第8回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ4】
データ・AI利活用の最新動向
・データ・AIを活用した新しいビジネス
・データ・AIに関連した新技術
・新ビジネスがなぜ小さな企業から生まれやすいのか
オンデマンド型授業
第9回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ5】
データを読む(1)
・データの種類
・データの代表値
・データのばらつき
・データのチェック
オンデマンド型授業
第10回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ5】
データを読む(2)
・相関と因果
・母集団と抽出
・統計情報の正しい理解
オンデマンド型授業
第11回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ6】
データを説明する
・グラフをつくる
・データの比較
・適切なグラフ表現
・優れたデータ可視化事例
オンデマンド型授業
第12回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ6】
データを扱う
演習Ⅰ「新店舗の売上を予測する」
演習Ⅱ「成績の良くない店舗の顧客を分析する」
演習Ⅲ「顧客の不満を把握する」
演習Ⅳ「顧客不満の詳細な要因を探る」
オンデマンド型授業
第13回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ7】
データ・AIを扱う上での留意事項(1)
・「ELSI」とは何か
・データに関する不正行為
・個人情報の保護
・個人情報は誰が管理すべきか
オンデマンド型授業
第14回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ7】
データ・AIを扱う上での留意事項(2)
・バイアスとは
・データ収集におけるバイアス
・データ・AIを扱う上でのバイアス
・AIの正しい活用に向けて
オンデマンド型授業
第15回二口 聡
山本 輝太郎
オンデマンド資料と課題を行い授業内容を復習する。dotCampus内の課題に取り組む。
【フェーズ7】
データを守る上での留意事項とまとめ
・情報セキュリティ
・コンピュータウイルス
・セキュリティ技術
・まとめ
オンデマンド型授業
成績評価1(方法・割合・留意事項) 授業内の教材学習状況と課題達成状況(70%)
成績評価2(方法・割合・留意事項) グループフォーラム内の発言やピアレビューへの参加度(30%)
成績評価のフィードバック オンデマンド教材内の課題は自動採点され提出状況が確認できます。授業のフェーズ毎に課すかだいについては総評をフィードバックします。グループワークについては受講者間でピアレビューを行います。
留意事項 本授業はdotCampusと専用のオンデマンド受講システムを併用して行います。
教科書・参考書 使用しません。
資料は全て、dotCampusと専用の受講システムで適宜公開します。
事前事後学修の内容 dotCampusに公開された資料を視聴しながら、次回までの宿題として提示されるふりかえり課題を行なってください。
アクティブ・ラーニングの要素 授業時間が固定されない代わりに、授業を複数回のステップに区切り、それぞれのステップでディスカッションとディベートを行うためのテキストフォーラムを準備します。またいくつかの課題をグループワークとして課します。
メールアドレス 5000012036@st.seiryo-u.ac.jp