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講義名 プレゼンテーション[ABCD]
(副題) プレゼンテーション
開講責任部署 経営実務科
講義開講時期 後期 講義区分 週間授業【対面】
基準単位数 1 時間 0.00
代表曜日 木曜日 代表時限 4時限
校地 本校地
学部 経営実務科
配当年次 1年次
講義日 木/4
単位数 1単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 辰島 裕美金沢星稜大学女子短期大学部

授業意図  プレゼンテーションとは,単に自分の主張や説明を発表したり表現したりするだけのものではなく,相手の思考や認識,あるいは行動をも変えうるものです。科目担当者は,自治体職員研修でプレゼンテーションの指導に当たってきました。その経験により,効果的なプレゼンテーションの目標を達成する演習には,相手を意識することが重要であると分かっています。この科目では,多様な状況設定での情報伝達や表現を練習することで,総合的なコミュニケーションスキルを高めることを狙いとします。また,自らの思考による意見について自分の言葉で適切に話せる人を目指し,そのために必要なスキルを自分の経験と他者の姿から学びます。また,授業を通して,評価の配点を公開するなど,自己管理力を高められます。また,グループワークではいつでもだれとでも協力して,成果を上げることを目指します。
 
科目の具体目標 プレゼンテーションの実践は,問題発見・対応力,コミュニケーション力を直接身につけることに役立ちます。大人の女性のふるまい方は,リアルな場でもオンライン上でも,クラスメートと互いに磨くことができます。この科目で,人と話したり,期日を守って課題を提出したり,計画的に準備したりすることで,社会人として求められる責任感が身につきます。グループ活動や共同作業では,協調性の重要性に気が付き達成感も味わえます。
1)プレゼンテーションの対象とする相手やテーマに最適で,目的を達成することを意識したプレゼンテーションを計画し実施するプロセスを学ぶ
2)前項のプロセスにおいて,自分自身の得意不得意を知り,改善策を考える
3)多くの人と話し,協力することを繰り返して,最大限の成果を発揮する方法を模索する
授業計画表
年月日(曜日)担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回令和 4年09月22日(木)辰島 裕美
予習:後期の抱負
オリエンテーション
科目の目的を知り,単位取得にむけた注意事項を把握し,自己の向上をイメージする
対面授業
第2回令和 4年09月29日(木)辰島 裕美
予習:自己紹介内容
パワーポイントとプレゼンツール
対象に適した目的を達成するための視聴覚資料を制作する(自動プレゼン)
対面授業
第3回令和 4年10月06日(木)辰島 裕美
復習:表現の練習
情報の伝達(1)伝えてみよう1
1対少人数の情報伝達で,自分の意見をコンパクトに話しながら対話する
対面授業
第4回令和 4年10月13日(木)辰島 裕美
復習:表現の練習
情報の伝達(2)伝えてみよう2
グループワーク:相手を意識し,適切な情報伝達を心がける(1)
対面授業
第5回令和 4年10月20日(木)辰島 裕美
復習:クリティカルシンキング
情報の伝達(3)ピクトグラム
伝えるときの重要な要素
対面授業
第6回令和 4年10月27日(木)辰島 裕美
復習:情報の伝わり方
情報の伝達(4)情報操作とメディアリテラシー
キャプチャ・シナリオ印刷・各自のリハーサル
対面授業
第7回令和 4年11月10日(木)辰島 裕美
予習:プレゼンの準備
プレゼンの演習(1)
題材の設定と調査対面授業
第8回令和 4年11月17日(木)辰島 裕美
復習:論旨の整理
口頭表現の極意
外部の講師から,講義を受け,その場で訓練を行う
対面授業
第9回令和 4年11月24日(木)辰島 裕美
予習:プレゼンの準備
プレゼンの演習(2)
前回の反省と改善
対面授業
第10回令和 4年12月01日(木)辰島 裕美
復習:論旨の整理
サイトや冊子表現の極意
外部の講師から,講義を受け,その場で訓練を行う
対面授業
第11回令和 4年12月08日(木)辰島 裕美
復習:論旨の整理
情報の伝達(5)脳はだまされやすい
クリティカルシンキングを実践して気づく
対面授業
第12回令和 4年12月15日(木)辰島 裕美
復習:大会運営の理解
プレゼン大会準備と演習
ジグソー学習
大会リハーサルの手順と当日の確認
対面授業
第13回令和 4年12月15日(木)辰島 裕美
予習:担当分野の準備
プレゼン大会
協力して仕上げる対面授業
第14回令和 4年12月15日(木)辰島 裕美
予習:担当分野の準備
プレゼン大会
代表として説明する対面授業
第15回令和 4年12月15日(木)辰島 裕美
復習:課題の発見
リフレクション
目標に対して達成度合いや努力を評価
対面授業
成績評価1(方法・割合・留意事項) 【方法】毎回のリフレクション,小レポート,提出物などの評価 【割合】50%
成績評価2(方法・割合・留意事項) 【方法】資格試験への挑戦や,自主的なプレゼンテーションなどの評価 【割合】50%
成績評価のフィードバック この授業では,学生が各自で毎回リフレクションを行います。それについて適宜担当教員からフィードバックがあるので,授業ごとに学習が積み重なっていきます。
留意事項 ・遠隔授業を含みます。
・授業計画は標準的な計画であり,受講生の理解度や人数に応じて多少の変更を行います。
・変更などは授業内及びdotCampusで伝達,欠席すると不利益となる可能性があります。
・やむを得ず欠席した場合は,担当者からの特段の案内はないので,各自で責任をもって適切にフォローしてください。
教科書・参考書 【教科書】【参考書】
適宜紹介する
事前事後学修の内容 ICT活用実習と連携した科目です。授業時間は,レクチャーのほかにグループワークなど実習の場です。
アクティブ・ラーニングの要素 授業内では,下の手法を繰り返して学習します。
・グループワーク
・ジグソー法
・ワールドカフェ方式のプレゼンツアー
・ポスターセッション 
・他
実務経験の内容 授業担当者は,企業の専任インストラクターとして,自治体でプレゼンテーションの講師を務めていました。授業者は,プレゼンテーションの指導を通して多くの受講生のプレゼンテーションを見たことで,目的の追求やテーマの必要性,さらに最も重視する点は常に相手を意識することであると理解しています。これらの経験から,プレゼンテーションや様々なコミュニケーション,意思疎通の場面での論理的,実践的なスキルを学習者に気づかせることを目標に,アクティブラーニングを実践しています。
メールアドレス 5000012701@st.seiryo-u.ac.jp