シラバス参照

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講義名 情報技術b
(副題) 情報技術b
開講責任部署 経営実務科
講義開講時期 前期 講義区分 週間授業【対面】
基準単位数 1 時間 0.00
代表曜日 水曜日 代表時限 1時限
校地 本校地
学部 経営実務科
配当年次 2年次
講義日 水/1
単位数 1単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 辰島 裕美金沢星稜大学女子短期大学部

授業意図 インストラクションとは一言でいうと「教示すること」である。教示することとは,知識や方法などを教え示すことである。ある1日を切り取ってみたとき,友達に面白い映画のストーリーを話すときも,素敵なカフェのメニューや場所を話すときも,教示していることになる。情報伝達の多くのケースにおいて,広い意味で,インストラクションの技を活用できる。多様化複雑化するこの時代に,相手と目的を意識した情報伝達の方法を理解し,コミュニケーションスキルの向上を目指す。
科目の具体目標 1.インストラクションにデザイン(計画)の必要性を理解し,要素と方法を知る
2.You-Tube 及び v-ログ(Video-Blog)課題に取り組み,目的を達成するためのプロセスを模索する
3.最終的に,目的を達成するための方法を体得する

履修条件 ・学外の実習に積極的な姿勢を求める。(学外実習の日程は初回授業で相談して決める)
・よりよい学習者になろうとする意欲があると望ましい。
・授業では,スマホとノートPCを使用するので自分のデバイスを持参してもらうことがある。
授業計画表
新型コロナ感染拡大防止のため5月17日~6月14日、7月15日~7月21日、7月27日~8月11日の期間は遠隔授業とする
年月日(曜日)担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回令和 3年04月14日(水)辰島 裕美
予習:なし
オリエンテーション1
学生の履修目的と科目の目的を明確化
対面授業
第2回令和 3年04月21日(水)辰島 裕美
復習:制作物のテーマを構想
オリエンテーション2よき学び手になるためのポイント

対面授業
第3回令和 3年04月28日(水)辰島 裕美
復習:課題準備のフォロー
学内実習1
学内で撮影をしてみる(練習)対面授業
第4回令和 3年05月12日(水)辰島 裕美
復習:課題編集のフォロー
学内実習2編集してみる(練習)対面授業
第5回令和 3年05月19日(水)辰島 裕美
復習:スケジュールの確認
計画立案実際のVログ撮影編集公開に向けた計画書作成
対面授業
第6回令和 3年05月26日(水)辰島 裕美
予習:テーマの確認
学外実習1
撮影対面授業
第7回令和 3年06月02日(水)辰島 裕美
予習:編集の準備
学外実習2
編集対面授業
第8回令和 3年06月09日(水)辰島 裕美
復習:手順の確認
公開
アップロード対面授業
第9回令和 3年06月16日(水)辰島 裕美
復習:次回の構想
相互評価と講評
自分の制作と照合対面授業
第10回令和 3年06月23日(水)辰島 裕美
予習:テーマの確認
学外実習3
撮影対面授業
第11回令和 3年06月30日(水)辰島 裕美
予習:編集の準備
学外実習4
編集とアップデート対面授業
第12回令和 3年07月07日(水)辰島 裕美
復習:発表のリハーサル
相互評価と講評
さらに良くなる方法を具現化対面授業
第13回令和 3年07月14日(水)辰島 裕美
予習:発表のリハーサル
インストラクショナルデザイン
効果的な学習のために重要な要素を学ぶ対面授業
第14回令和 3年07月21日(水)辰島 裕美
予習:発表準備
成果発表会
発表と相互評価
対面授業
第15回令和 3年07月28日(水)辰島 裕美
総合リフレクション
リフレクションレポート
振り返って得られたものを整理する対面授業
成績評価1(方法・割合・留意事項) ・授業時に提出するレポートと計画表;40%
科目履修に対する意欲的な姿勢や積極的な意見を高く評価する
成績評価2(方法・割合・留意事項) ・授業時に提出する相互評価シート;20%
自分の制作経験と学友の成果を比べて違いを学んだ記述を評価する
成績評価3(方法・割合・留意事項) ・授業時に提出するリフレクション;40%
リフレクションの必要性を理解し,当初のデザインとの差を明らかにして何ができるようになり,何が今後の課題かを記述する(提出点)
留意事項 ・「活動によって何が得られたのか」を毎回記録して積み上げる。
・学外実習の実施は先方の時間割などにより予定の変更がある。
なお,授業のスタイル(対面・遠隔)によって,シラバスの内容を変更することがあります。
その時は,適宜,適切に連絡し,学生の履修や評価に不利益がない様にします。
教科書・参考書 参考図書:
「伝わるデザインの基本」,高橋佑磨・片山なつ 著,株式会社技術評論社,2016
ISBN978-4-7741-8321-3
アクティブ・ラーニングの要素 学びの形態はいろいろありますが,本科目は情報機器を使用し,情報を発信するにあたり,相手と目的を最優先に考えることを理解します。そのためには,
1,学習者自身がやって見る体験
2,成果を相互評価する
3,学びを振り返る
この3点を重視します。この3点すべては,学習者が個別に取組んだ後にクラスメートと意見交換や評価を行うことで深まります。多くの授業がアクティブラーニングで実施します。
実務経験の内容 授業担当者は,石川県・富山県の自治体主催IT基礎講座においてメインインストラクターを長年務めていました。また,日本教育工学会主催のインストラクショナルデザイン:ファシリテータ講座を受講し認定を受けています。アクティブラーニングが取りざたされている昨今,指導者が教えずに学習者が自ら気づき,学びを獲得できるよう,学習者の背景や学ぶ目的,意欲に注目しています。
メールアドレス 5000012701@st.seiryo-u.ac.jp