シラバス参照

印刷
講義名 日本語表現法Ⅰ[AB]
(副題)
開講責任部署 経営実務科
講義開講時期 前期 講義区分 週間授業【対面】
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 水曜日 代表時限 1時限
校地 本校地
学部 経営実務科
配当年次 1年次
講義日 水/1
単位数 2単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 山田 範子金沢星稜大学女子短期大学部

授業意図  社会人として必要なコミュニケーション能力を向上させるとともに、アカデミック・ライティングの基礎を学ぶことを目的とする。
 音声言語表現については、担当者のニュースキャスターの経験から得た具体的な技術を紹介しながらも、一方的な講義ではなく、担当者と受講者、あるいは受講者同士の双方向の言語活動を通して、受講者自らが効果的な表現の発見に至るような授業を行う。また、レポートや卒業論文などの学術的な文章を書くために必要なアカデミック・ライティングの基礎を理解し、自分の力で論理的な文章を書けるようになるための力を身につける。
 担当者は中学校・高等学校国語科教員の経験があることから、「話すこと・聞くこと」「読むこと」「書くこと」を有機的に関連づけ、その技術をバランス良く習得できるようにする。
科目の具体目標 ・自分の考えを効果的なことばで他者に伝えることができる。
・レポート・論文の書き方を理解する。
・読み手を意識し、文章の構成や展開を工夫した論理的な文章を書くことができる。
・パブリック・スピーキングの原則を理解する。
・音声言語表現の「話し手」「聞き手」としての基礎的な技能を身につける。
・非言語表現からイメージしたことをコミュニケーションに適したことばにすることができる。
・他者の異なる表現の良さを協調的に受け入れ、多角的な視点から自分の表現を見直すことができる。
授業計画表
担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング①科目の特徴を理解する。
自分のイメージをことばで表現し、交流する。
対面授業
第2回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング②話しことばと書きことばの違いを理解する。
一文一義で文章を書く。
対面授業
第3回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング③基本的な文章構成を理解する。対面授業
第4回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング④資料を含めた文章構成を理解する。対面授業
第5回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング⑤序論・本論・結論で構成される文章を作成する。
ピアレスポンスによって、自分の文章を見直す。
対面授業
第6回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング⑥抽象度を調節した文章を作成する。
論のつながりを意識した文章を作成する。
対面授業
第7回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング⑦根拠に基づき、主張につなげるための理由付けの質を検討する。
自分なりの考えを適切に表現できる。
対面授業
第8回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
アカデミック・ライティング⑧アカデミック・ライティングの要点を確認する。オンデマンド型授業
第9回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
論理展開①論理のつながりを意識した文章を書く。対面授業
第10回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
論理展開②論理のつながりを意識した文章を書く。対面授業
第11回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
メディア・リテラシー①映画表現・マンガ表現の比較を通して、メディア・リテラシーを高める。対面授業
第12回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
メディア・リテラシー②映画表現・マンガ表現の比較を通して、メディア・リテラシーを高める。対面授業
第13回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
学術論文①学術論文を読み、批評する。対面授業
第14回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
学術論文②学術論文を読み、批評する。対面授業
第15回山田 範子
予習:テキストを読む
復習:テキストの練習問題を解く
総括授業をふりかえり、期末レポート作成に必要な内容を確認する。対面授業
オンデマンド型授業/学外演習/報告会や発表会 授業計画表第8回に記載した内容は、第2回から第7回の期間に受講してください。なお詳細は第1回授業で案内します。
成績評価1(方法・割合・留意事項) 期末レポート50%
成績評価2(方法・割合・留意事項) 小レポート30%
成績評価3(方法・割合・留意事項) ディスカッションへの参加状況20%
成績評価のフィードバック ・小レポートの講評を行います。
留意事項 ・毎回ワークシートを配布しますので、プリント類をとじるファイルを準備してください。
教科書・参考書 教科書:
佐渡島紗織・坂本麻裕子・中島宏治・太田裕子(2022)『課題に応える 卒論に活かせる 大学生のためのレポートの書き方』ナツメ社
公益財団法人日本漢字能力検定協会『文章検 文章読解・作成能力検定 公式テキスト準2級』

参考書:
石黒圭(2012)『この1冊できちんと書ける!論文・レポートの基本』日本実業出版社
入部明子(2013)『パワー・ライティング入門 説得力のある文章を書く技術』大修館書店
事前事後学修の内容 ・練習問題を解いたり、文章を作成したりする予習を2時間必要とします。
・練習問題を解いたり、思考を整理したりする復習を2時間必要とします。
アクティブ・ラーニングの要素 毎回、グループワーク、ディスカッション、ピア・レスポンスのいずれかを行います。
実務経験の内容 中学校・高等学校国語科教員としての経験を生かし、アカデミックライティングの基本を受講者自らが発見できるように配慮します。また、ニュースキャスターの経験から得た具体的な言語技術を紹介します。
科目ナンバリング TBC_1A21
メールアドレス 5000013628@st.seiryo-u.ac.jp