シラバス参照

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講義名 プレゼミナール
(副題) プレゼミナール
開講責任部署 経営実務科
講義開講時期 後期 講義区分 週間授業【対面】
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 火曜日 代表時限 3時限
校地 本校地
学部 経営実務科
配当年次 1年次
講義日 火/3
単位数 2単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 平泉 沙由里金沢星稜大学女子短期大学部

授業意図  経営学の分野には、様々な面白い理論があります。そして、それらの考え方はビジネスだけでなく、皆さん自身のキャリアについて考える際に役立ちます。本プレゼミナールおよびゼミナールでは、今後のキャリア構築に活用できる知識の修得を目指すとともに、物事について「正しく調べる」姿勢を身に付けることを目的とします。
 本プレゼミナールでは、特に「人とのつながり」に関する理論に着目して研究を進めていきます。いわゆる「人脈」にも種類があります。良いキャリアを築いていくためには、どんな種類の「人脈」が有効でしょうか。プレゼミナール前半では、「人脈」に関する代表的な理論について学びます。「人脈の不思議」に触れるとともに、情報収集および資料検索スキルも磨いていきます。
 プレゼミナール後半では、情報収集法のひとつであるインタビュー調査を実施します。インタビューは、単純な事実だけでなく物事に対する「気持ち」や「思い」を聞くことができる魅力的な調査方法です。人の人生(キャリア)を覗き見できる、そんな楽しさもあります。インタビューデータを分析し、学んだ理論に当てはめて考えることで、より理解が深まる経験ができるはずです。
科目の具体目標 ・情報収集や資料検索の基礎を身に付ける。
・グループワークを通して、様々な意見や考え方があることを理解する。
・代表的なネットワーク理論を学ぶ。
・自分の意見や考えをまとめ、わかりやすく文章化する。
・効果的なプレゼンテーション資料を作成する。
履修条件 レジュメ作成や発表を担当する回があります。
担当の回には、事前の準備が必要です。
授業計画表
担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回平泉 沙由里
【復習】配布資料の整理と見直し
オリエンテーションプレゼミナールの概要を把握する対面授業
第2回平泉 沙由里
【復習】配布資料の整理と見直し
情報収集・資料検索の基本①情報媒体の種類と特徴を知る
資料の検索方法を学ぶ
対面授業
第3回平泉 沙由里
【予習】資料検索方法の再確認
【復習】配布資料の整理と見直し
情報収集・資料検索の基本②参考文献リストの書き方を学ぶ
資料(書籍)検索を実践する①
対面授業
第4回平泉 沙由里
【予習】配布資料通読
【復習】感想レポート
【アクティブ①】
石川県立図書館(学外予定)
学外図書館の利用方法を学ぶ
資料(書籍)検索を実践する②
対面授業
第5回平泉 沙由里
【復習】レジュメ作成(担当部分)
ネットワーク理論①
・輪読(発表)の準備
輪読形式(学び合い)について理解する
グループ内での役割分担などを決める
対面授業
第6回平泉 沙由里
【予習】レジュメ作成(担当部分)
【復習】配布資料の整理と見直し
ネットワーク理論②
・ミルグラム、グラノヴェター等
発表者の資料を参考に理論を理解する①対面授業
第7回平泉 沙由里
【予習】レジュメ作成(担当部分)
【復習】配布資料の整理と見直し
ネットワーク理論③
・ミルグラム、グラノヴェター等
発表者の資料を参考に理論を理解する②対面授業
第8回平泉 沙由里
【予習】配布資料通読
【復習】感想レポート
【アクティブ②】
フィールドワーク(学外予定)
現地(市内予定)を訪れ、直接観察する
情報を収集し、学んだ理論を当てはめる
学外演習
第9回平泉 沙由里
【復習】配布資料の整理と見直し
インタビューの基本知識研究方法としてのインタビューを理解する
半構造化インタビューについて理解する
対面授業
第10回平泉 沙由里
【予習】前回資料の再読
【復習】配布資料の整理と見直し
インタビューの事前準備①キャリアインタビューについて理解する
半構造化インタビューの質問項目を考える
対面授業
第11回平泉 沙由里
【予習】前回資料の再読
【復習】配布資料の整理と見直し
インタビューの事前準備②良いデータを得るための方策を知る
本番での作法(注意事項)などを確認する
対面授業
第12回平泉 沙由里
【予習】質問紙の再確認
【復習】感想レポート
【アクティブ③】
経営者インタビュー(学内外未定)
ゲストへのインタビューを実施する
(※予定変更の可能性あり)
対面授業
第13回平泉 沙由里
【復習】データの確認
グループ発表の準備①経営者インタビューの振り返りを行う
役割を決めた上で発表資料の準備を始める
対面授業
第14回平泉 沙由里
【予習】スライド資料の作成
【復習】スライド資料の作成
グループ発表の準備②グループ内で発表資料の調整を行う対面授業
第15回平泉 沙由里
【予習】スライド資料の作成
グループ発表と総括グループ発表や質疑応答、意見交換を行う
プレゼミナール全体を振り返る
対面授業
オンデマンド型授業/学外演習/報告会や発表会 【学外演習】
 11月に情報収集を目的としたフィールドワーク(授業計画表参照)を実施します。
 なお、詳細については第7回までの授業で案内します。
成績評価1(方法・割合・留意事項) グループ(ペア)ワークへの貢献度 40%
成績評価2(方法・割合・留意事項) 小レポート(レジュメ、スライド、感想等) 30%
成績評価3(方法・割合・留意事項) 発表、プレゼンテーション 30%
成績評価のフィードバック ・授業内のコメントおよびグループ(ペア)ワークに関しては、都度評価します。
・各レポートについては、評価およびコメントの後、返却します。
・発表およびプレゼンテーションについては、都度評価(コメント)します。
留意事項 ・ゲストをお招きする回では、身だしなみに注意をしてください。
・フィールドワークの際に、旅費や交通費等を実費負担する場合があります。
・ゲストや訪問先の都合によって、シラバスが変更になる場合があります。
教科書・参考書 【教科書】
 使用しません(適宜、資料を配布します)。
【参考書】
 市古みどり編著『資料検索入門』、慶応義塾大学出版会、2014年。
 入山章栄『世界標準の経営理論』、ダイヤモンド社、2019年。
事前事後学修の内容 ・事前に配布された資料がある場合は目を通しておいてください。
・発表担当者は、事前にレジュメや発表資料を作成する必要があります。
・調査で得たデータ等は、常に整備して正しい保管を心がけてください。
アクティブ・ラーニングの要素 ・少人数の活動グループを結成し、交流を通した主体的な学びを促進する。
・対話型の授業構成の回には、意見交換を目的としたグループ(ペア)ワークを実施する。
・各々が収集した情報を発表(プレゼンテーション)するなど、能動的な学びを促進する。
実務経験の内容 担当教員は教育関連企業(学習支援業)の経営者です。
理論的な学びに加え、経営に関する実践的な学びを提供します。
メールアドレス 5000014340@st.seiryo-u.ac.jp