シラバス参照

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講義名 プレゼミナール
(副題) プレゼミナール
開講責任部署 金沢星稜大学女子短期大学部
講義開講時期 後期 講義区分 週間授業
基準単位数 2 時間 0.00
代表曜日 火曜日 代表時限 4時限
校地 本校地
学部 経営実務科
配当年次 1年次
講義日 火/4
単位数 2単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 山本 航金沢星稜大学女子短期大学部

授業意図 テーマ:人の成長を大切にする組織が取り組む「人づくり」の事例研究
    ~人が生き生き働く組織の「働きたい改革」を探る~
 
 顧客満足という考え方が広く浸透しても、その陰で「お客さま第一」を追求するあまり、従業員の過酷な労働環境があっても我慢させるという、いわゆる「ブラック企業」の存在が問題となっています。
 一方で、企業規模は小さく、知名度がなくても、そこで働く従業員のモチベーションが高い企業は、例外なく業績も上げています。いわゆる「ホワイト企業」とも言われる職場にはどのようなサポート体制があるのか、その共通点を見つけて今後の進路や働き方に活かします。
 映像資料や現地取材を通して情報収集し、気づきを共有するための対話により相互理解を深めます。
科目の具体目標 ・将来の進路に考えている業界の注目企業の実態を探り、就活にも役立たせる。
・グループワークで他人の意見に耳を傾け、共感や気づきを共有する。
・自分の考えをまとめて、自分の言葉で相手に伝えることにチャレンジする。
履修条件 ・「経営学Ⅰ」の授業に強く興味を持ち、学んだ知識を応用して研究したい人
・将来、起業または組織のリーダーとして活動したい希望がある人
・グループワークに積極的に取り組み、人の話を肯定的に聴きたい人
・考えをまとめて文章で伝えることが好きな人
授業計画表
担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書
第1回山本 航
授業内で指示
ダイアローグ(対話)
 女性管理職について
資料を参考に自分の所見を発表する
第2回山本 航
授業内で指示
事例研究
 一緒に仕事がしたくなるリーダーとは
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第3回山本 航
授業内で指示
事例研究
 育ての流儀
  スポーツのコーチの場合
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第4回山本 航
授業内で指示
事例研究 
 男性にはない、女性のトップが優れている点とは
  石坂産業の場合  
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第5回山本 航
授業内で指示
フィールドワーク
 企業見学(金沢市内ホテル予定)
現場を知る
第6回山本 航
授業内で指示
事例研究
 自ら考え、自ら動き出す社員を育てる職場環境、リーダーとは
  星野リゾートの場合
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第7回山本 航
授業内で指示
事例研究
 使命感が会社を変えるとは
  道頓堀ホテルの場合
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第8回山本 航
授業内で指示
事例研究
 新人の能力を引き出すリーダーとは
  ロート製薬の場合
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第9回山本 航
授業内で指示
事例研究
 トップと従業員の距離感とは何か
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第10回山本 航
授業内で指示
学術文化講演会
 
本物にふれる、一流にふれる
第11回山本 航
授業内で指示
事例研究
 創業者と後継者の経営戦略
  大塚家具、ジャパネットの場合
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第12回山本 航
授業内で指示
プレゼンテーション①
 リーダーシップと人づくり
自分の考えをまとめて、決められた時間内に主旨を伝える
第13回山本 航
授業内で指示
プレゼンテーション②
 リーダーシップと人づくり
自分の考えをまとめて、決められた時間内に主旨を伝える
第14回山本 航
授業内で指示
事例研究
 本気のチームづくり
  コールドストーンの場合
ドキュメント映像で具体事例を考察する
第15回山本 航
授業内で指示
ゼミ研修の事前学習
 研修旅行の行動計画策定
 
次年度のゼミナールへの準備をする
成績評価1(方法・割合・留意事項) 小レポート:毎回提出のレポート 80%
成績評価2(方法・割合・留意事項) プレゼンテーション:20%
成績評価のフィードバック ・毎回提出のレポートは、チェック後返却する。
・レポートから適宜抜粋したものを公表し、振り返りを行う。
・ゼミ内プレゼンテーションの相互評価結果をフィードバックする。
留意事項 ・他社を訪問見学する場合は、旅費・交通費等を実費負担する必要がある。
・研修旅行実施の際は原則として全員参加とする。
・シラバスは、見学先やセミナーの都合によって順序が変更になる場合がある。
教科書・参考書 教科書:使用しない
事前事後学修の内容 ・事例研究の中でふれた企業や経営者の情報を、Webサイトなどで検索して収集し、ケーススタディ・シートに記録しておくなどの自主学習に1~2時間前後充てることが望ましい。
・プレゼンテーションの課題については、持ち時間内での発表を心がけるために事前に発表原稿を精査し、時間外にリハーサルを十分に行ってから臨む必要がある。
・研修旅行の実施に際しては、事前調査学習が必要となる。グループ行動のプログラムでは行動計画書を作成し提出することを求める。
アクティブ・ラーニングの要素 ・事例研究にあたり、映像資料の視聴前後にはグループディスカッション、またはダイアローグ(対話)の時間を盛り込む。
・不定期にゼミナール内でプレゼンテーションを行い、学生相互の評価や意見交換により、気づきを深める。
実務経験の内容 ・リゾート観光開発企業での実務経験から、ステークホルダーとの間で発生した問題やその解決事例を、具体的に紹介し、失敗・成功の両面からの事例でリアリティのあるゼミナール運営に努める。