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講義名 現代教養e(文学)
(副題)
開講責任部署 経営実務科
講義開講時期 後期 講義区分 週間授業【対面】
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 金曜日 代表時限 2時限
校地 本校地
学部 経営実務科
配当年次 2年次
講義日 金/2
単位数 2単位

担当教員
職種氏名所属
専任教員◎ 山田 範子金沢星稜大学女子短期大学部

授業意図  本授業では、音読や読みの交流などの言語活動を通して、文学作品を深く読み味わうことを目的としている。古典から近現代までの日本文学作品を取り上げ、「どのようなことが書かれているか」を読みとることにとどまらず、「どのように書かれているか」という作者の表現の工夫にまで目を向ける。そして、他のことばとの比較を通して、ことばの在り方を吟味したり、「なぜこのように書いたのか」文脈の関係から作者の意図を考えたりして、作品と向き合う。
 中学校・高等学校国語科教員として扱ってきた教科書教材を再び取りあげることで、読みや思考の深化を図る。また、解釈を交流することで、クラス全体で考えを高めあうと同時に、受講者一人ひとりのことばに対する感性を磨くことができるように配慮したい。
科目の具体目標 ・ことばに注目し、他のことばとの比較を通して、その微妙な違いを感じとることができる。
・自分の考えを効果的なことばにして、他者とコミュニケーションすることができる。
・他者の異なる表現の良さを協調的に受け入れ、多角的な視点から自分の表現を見直すことができる。
授業計画表
担当教員/予習・復習テーマ目標・教科書教室
第1回山田 範子
予習:高等学校国語科で学んだ文学作品の復習
復習:小レポート作成・解釈の整理
古典文学を読む①古典文学を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第2回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
古典文学を読む②古典文学を音読し、内容を正しく理解する。
時代背景を理解する。
解釈の方法を学ぶ。
オンデマンド型授業
第3回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
古典文学を読む③古典文学を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第4回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
古典文学を読む④古典文学を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第5回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
古典文学を読む⑤古典文学を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第6回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
太宰治の作品を読む①太宰治の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第7回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
太宰治の作品を読む②太宰治の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第8回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
太宰治の作品を読む③太宰治の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第9回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
太宰治の作品を読む④太宰治の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第10回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
太宰治の作品を読む⑤太宰治の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第11回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
芥川龍之介の作品を読む①芥川龍之介の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第12回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
芥川龍之介の作品を読む②芥川龍之介の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第13回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
芥川龍之介の作品を読む③芥川龍之介の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第14回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:小レポート作成・解釈の整理
芥川龍之介の作品を読む④芥川龍之介の作品を精読し、作者の表現の工夫や意図を考える。対面授業
第15回山田 範子
予習:本文の熟読
復習:レポート作成
総括授業をふりかえり、レポート作成に必要な内容を確認する。対面授業
オンデマンド型授業/学外演習/報告会や発表会 授業計画表第2回に記載した内容は、第5回までに受講してください。なお詳細は第1回授業で案内します。
成績評価1(方法・割合・留意事項) 期末レポート50%
成績評価2(方法・割合・留意事項) 小レポート30%
成績評価3(方法・割合・留意事項) ディスカッションへの参加状況20%
成績評価のフィードバック ・小レポートの講評を行います。
留意事項 ・毎回ワークシートを配布しますので、プリント類をとじるファイルを準備してください。
教科書・参考書 教科書:使用しません。毎回、プリントを配布します。

参考書:
田中実(1996)『小説の力 新しい作品論のために』大修館書店
西田谷洋(2021)『物語の共同体』能登印刷出版部
事前事後学修の内容 ・作品の精読、および課題について考察する予習を2時間必要とします。
・授業内で交流した他者の解釈をふりかえり、他者の解釈の根拠を正確につかみ、再度自分の解釈に落とし込む復習を2時間必要とします。
アクティブ・ラーニングの要素 毎回、ディスカッションを行います。
実務経験の内容 中学校・高等学校の国語科教員をしていたことから、教科書教材として扱われる文学作品を再び取り上げ、読みを深める授業を行います。既知の作品を再び読むことで、読解力・思考力を深化させられるように配慮します。
長年、国語教育を研究されてきた富山大学名誉教授の米田猛先生をお招きし、万葉集についてご講演いただく回があります。
科目ナンバリング TBB_4C21
メールアドレス 5000013628@st.seiryo-u.ac.jp